冬に属する/みけねこ
 
捨てた物、
救ってあげて、また放り投げて、そして壊れない、
結局は落ちてゆく、海の底に。
やり直し…

かなしいだろうか?
歩を進めたりゆるめたりして、
赦されたいと願いつつも罰をまたのぞんでる
アンビバレントは冷たい空気であって、
目にうつる無数の目が、
見てる
そして
うつすのは、その無数かつ無数でない、目であり
限りがあるってことを教えてくれる、
ぜんぶ。

数える、数えない、

月と、ステップと、ダンス、
届くように。
円を描いて、
爽やかな雨が降るように、
粉糠雨に濡れるように、
掴めるようにやめるの?

確かでないもの
きっとすぐにい
[次のページ]
戻る   Point(0)