チャシャーキャット/
あおば
まだ幼くて小さくて
舌がもつれる女の子
一所懸命読んでいる
あきはゆうぐれやまのはいとちこうなりてからすのとびいそぐさへあはれなり
小春日和の昼下がり
声高々と
空に届けと祈ってる
傍らで
チャシャーキャットが欠伸する
ぼくの出番はまだかいな
こんなにいい日は誰だって
お空の近くで漂いたい
君も一緒に行くんだろ
作1999.12.16を現代詩ふぉーらむ投稿にあたり部分改稿
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