小さい火/
服部 剛
遥かな過去にも未来にも、二度と訪れない
今日という日に巡り逢う、隣の人の心象に
閃(ひらめ)く火花を――灼きつける。
宇宙に灯るマッチの如き、我が生よ。
戻る
編
削
Point
(3)