草食う/竜門勇気
 
”ただ偶然に自分の存在がそうできている”という捉え方をすることが必要でした。
世界によって作られて、世界を受け入れてただ存在していることを実感するために。世界によって、あるがままの存在を食べてみる行為が僕にとって”面白い”と感じたのではないかということです。

僕は人類が存続に持続可能なシステムを作り上げた時にあえて地球という世界の一要素を保護する意義はないと考えています。この星が人類だけになってそれでも永遠にやっていけるならそれでいいでしょう。
ただ、どのような科学を以ってして現在の宇宙観における熱量死を食い止めるかわからない今僕は趣味としての道草を食うことがとても楽しいのです。
永遠が無いのならば今を感じるしか無いのだと思います。変化の中で今囲まれている世界にうつつを抜かすのが、とても喜ばしいのです。

最後に、たんぽぽは外れなしですが漬物にはイマイチっぽいです。なんか苦いです。僕には嫌な苦味です。
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