三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻 其の八拾弐〜其の壱百/熊髭b
 
不可知論者の俺としては、こういう詩をきちんと読まなくてはいけなのだが、俺はどうも自分の知識を総動員して切り貼りしたようなこのものの言い方がしっくりこないし、大きな枠組みで見えることって、ほんとうにそんなにあるのってえも思っちゃう。やはりこのように書くならば、きちんと自分の立ち位置を言葉に込めなくては、ただの知的遊戯の延長に見られてしまうだろう。なんていうか、言葉だな、やっぱりそのに込められている言葉のひとつひとつにどれだけの説得力を感じるかっていうのは、書かれた言葉であっても、そこに作者の息遣いのようなものを感じるのだが、どうも言葉ばかりが主張して、その息遣いが聴こえてこないのだ。この言葉が骨や血
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