半そでの白さが夏と戦う武器でした/
たにがわR
半そでの白さをひとつ武器にして、僕らは夏に向かっていくのだ
不戦とか書き連ねるような思いなど、カレーライスに混ぜてしまえば
ほら、鐘が聞こえるようだ、この日には、この地に、俺ら、めざめゆく、いま
雨がふるはずだったんだ午後という約束やぶる、きみの朔とは
空という青さがすこしいやだった、ので、ぼくは、そう夏はにげたい
夏風を早くとさせるてがみには、元気ですか?とだけ青色で
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