ある秋近い日/生田 稔
 
 ある秋近い日

秋の声きくとはいえど青葉する木々も残りて日差しも熱く

白い雲青い空にも天高く空気清浄正午の堅田

口すすぎ昼食たべて満腹の気分は豊かめざす温泉

今日もまた比良トピアにて寛ぎて歌苦吟して数首作れり

体重が70キロに近づきて肥えてゆくのが少し不安に

人ははてトンボのごとく生まれ出で軽き存在疑はざりや

人造りし神は何故にと疑う人多くして教えるにむつかし

殺人や盗人多き世はいつかいつか終わると私は信ず


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