命脈生起/たけし
 
なんにもない
なんにもないこの界は
ただ白く白く輝いて
音を響かせ和んでいる

響く音はそのうちに
透き通った奥行き旋律
形造ってくっきりと
光の輪となりループする

あふれるあふれる和音の木霊
かさなるかさなる光と響
溶け合い波打つ静かな鼓動
命の気泡が ほら湧き立つ

    無限
   だ  変
   動  化
    律の











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