葬花吟/
レタス
虞よ…
虞よ…
我が騅は踏み出せず
ただ嘶くばかり
四面は楚歌に満ち溢れ
凱歌は空を覆う
天帝は我らを召さんと欲す
白銀の刃は舞い
如何とやせん
頬笑む君を
如何とやせむ
我が龍鱗は剥げ落ち
君が守りには成らず
花を散らせんと惑い
赤涙を湛え流す
白刃舞いて
紅散らす
我を許し給え
頬笑むままの
花散らす
我を許し給え
来世の誓い果たさんと
紅蓮の想いに
君を斬る
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