Slave/机
未知の裾に吹く風が背筋へ走る朝に
憂鬱を刻む針が胸を突き続ける
街は眩しく 道は険しく
夢は見るなと メトロが歌う
歯車を回せ 光が消えるまで
枯れた身を焦がせ 光が消えても
まどろみのなか 水辺を思い
取り戻せ夜を 夜をこの手に
湿る明日がにじむ首筋を掻く
喉に詰まる声を飲み下し眠る
ここはどこだろう 僕は誰だろう
夢は終わりと 枕が叩く
戦場を走れ 力が尽きるまで
錆びた身を放て 力が尽きても
遠い空に煙を吐き出す
届かないと知っているけど
それでも早く帰りたい
目を覚ませ今日も 心が折れるまで
欠けた身を壊せ 心が折れても
あるはずの日を 消えてゆく日を
取り戻せ夜を 夜をこの手に
歌詞づくり奮闘中その2
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