I'm not wonderboy/baby bird
 
研ぎすませた刃物の光彩を思い描く
酷く澄んで蒼に満ちた輪郭をなぞる度
折れそうな心に蓋をした素振りで
後悔も人生も思うように上手くはなれなんだ
とっくにそんなことはわかってる

水を飲んで朝になって窓の外に虹がさして
光よりも遠くへなんて思う事もあるけど
虹がさして霧が晴れて歩くような速さで
君に会いにいけたらなんて思ってみたりするんだ

窓にそっと触れた指が午前三時の時計を止める
wonderboyはもう鳴ってない
雨を通るトラックのタイヤ
いつも通りこのまま
眠ってみるとしようか

感性は鈍器となりて街は鮮やか
雨に濡れた小鳥達も今は眠る頃だろう
心臓を突き抜ける歌は今日も胸に鳴らない
呆れそうになるぐらい溺れそうになってる

凍えそうな夜はきっと終わることはないだろう
それはきっと今の僕に背負えるものじゃないけれど

窓にそっと触れた指が午前三時の時計を止める
wonderboyはもう聞こえない
いつも通りこのまま
眠ってみるとしようか
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