君がすごしたリビング/朝焼彩茜色
君のいないリビング
殺風景でアウェイで時間しか癒しきれない悟り
時折涙の理由を問いたいくらいに溢れ出す
寂しいよ とても
君のいないリビング 心にぽっかりとあいた穴
寂しいよ とても
慣れない殺風景な空間に時間しか癒しきれない悟り
ありがとうしか出てこない 想い
ごめんねという些細な後悔が喉を焼きつける
もっと頭を撫でてあげれば良かった
もっとお話すれば良かった
もっと細かく砕いてご飯をあげれば良かった
もっとブラッシングしてあげれば良かった 毛づくろいをしなくなった君に
もっともっと・・・良かった良かった・・・
[次のページ]
戻る 編 削 Point(13)