君がすごしたリビング/朝焼彩茜色
 
君のいないリビング

殺風景でアウェイで時間しか癒しきれない悟り

時折涙の理由を問いたいくらいに溢れ出す

寂しいよ とても

君のいないリビング 心にぽっかりとあいた穴

寂しいよ とても

慣れない殺風景な空間に時間しか癒しきれない悟り

 ありがとうしか出てこない 想い 
 ごめんねという些細な後悔が喉を焼きつける

 もっと頭を撫でてあげれば良かった
 もっとお話すれば良かった
 もっと細かく砕いてご飯をあげれば良かった
 もっとブラッシングしてあげれば良かった 毛づくろいをしなくなった君に

 もっともっと・・・良かった良かった・・・
 
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