たまきはる/阿ト理恵
 


嵐などわすれたみたい水たまりあおいろの出身地は想ひで


きみのとなりにいるわたしが足りない肝に命じてあとどのくらい


気配消す秋のじんちでじーんとなしてねとじーんとしとねしとね


枕に詞うずめてねむりにつくわたしを銀河の最果てまで


どれどれみつけてまたたいてまた(が)ないひをたたんでまだ愛してる




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