自由律俳句3/とつき
 
昼が胸ポケットから出てこない

目かくししてよろこんでいるところ

はりきりすぎて大きすぎる犬小屋

割りきれない計算に夢中

うじゃらうじゃら家族かけ出すよ砂丘

感動の最中に趣味を聞かれる

ちょっぴり感電した洋ナシ二つ

祖父より多く蝉ひろってきた

水に名前つけるように恋している
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