さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋/
阿ト理恵
それぞれのはなしのはなしきまぐれにとり散らかしておりまして
鱗雲やきつきすぎて目からうろこくもって、そら、あきがきたらしく
まっさらなノートの白にたじろいでやれることすらできずにねむる
沸点が低くてジョウハツできないきみは今日どんなことをしてた?
おのぞみの未来のために鉛筆のさきっぽは削りすぎないこと
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