続・きみの言語/ハァモニィベル
ディスることしかできない自己顕示型無能者は除いてね。もしもそんな人が実際にいればの話だけど)
また、一層更に、
理解力と、表現力と、真の思いやりとを伴った批評(クリティック)なら、なおさら、
それこそ最高に大歓迎だ。そう私は思っています。
そして、
小さな、懸命なアウアでも。
わたしもまた、それを懸命に読むでしょう。》
――白い紙に、こうしたためた私は、
再び少年に出逢ったときに手渡せるよう
このメモをそっと小さく畳んで
ポケットの中にしまった。
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