未明、みえないまま/渡邉建志
が主張や冷たい判断もしない。ずっとつらなって最後まで詩が心地よく流れていて、「良かった」はたぶん、感想として、くちぶりとしてあるし、やっぱり、「言うよ」には、とめどなく、言ってほしいなと思う。それしか聞こえなくていいとさえ思う。共鳴させられるのは、詩人にとって、たぶん、たおやかに着地することが、きっと切実な問題だからじゃないかと思う。切実さ、って、よくわからないけれど。
「篝火」
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=271247
何が言われているのかは、私にはまったく分からないけれど、絵のように、まず篝火というものが示され、それが私のなかに配置
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