さそり座と蠍のことども/Giton
戦う。暴君とされるカリグラ帝は彼の子。
中国神話では、オリオン座は「参(しん)」、さそり座は「商」と呼ばれます。
「オリオン座(参)とさそり座(商)が天球上でほぼ反対側に位置して同時には上らないことから、不仲や疎遠な人間関係を指して『参商の如し』※という言葉がある。」(Wikipedia)
※ しかし、唐代の杜甫の漢詩『衛八処士に贈る』に「人生相い見ざる 動(ややもす)れば参と商との如し 今夕復た何れの夕か 共に此れ燭光を燈(とも)す」とあることから、「参商の如し」のもともとの意味は、親しい人と遠くはなれて会えないでいる例えだったと考えられます。
ただ
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