詩のしくみについて/たま
人の外付けハードディスクは宇宙大といわなければなりません。とても、脳みそには入らないのです。
では、同音同語の世界に通訳は必要ないかというとそうではありません。ひとが発声する「フー!」も、猫が発声する「フー!」もおなじ意味だとした場合も、やはりルールが必要です。「わたしは怒ってるぞ!」と、いうルールです。
それで、異語であれ、同語であれ一切のルールをとり払って詩を書いてみると、当然ですが、書けません。やはり詩歌もルールを外せないということです。では、しゃべることにもルールがあるとしたら、猫のルールを知らなければ、猫と話せないということになる。でも、あなたは猫と仲良しになれることもあるはずで
[次のページ]
戻る 編 削 Point(11)