ニュクス/三上あず
 
訪れるきみはだれだい
夜なんだろう  きっと永遠の
届かないものばかり
手をのばしていたね


憶えているよ
降り注ぐのは星だった
断罪を求める指は
切り落してしまうよ

明らかに続く
未来だけならいいのに


別れを繰り返して
僕等は何かを識る
結局最期はひとつなんだ



それでも
僕等はいきている
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