第一章として 恋/朝焼彩茜色
恋とは
とびきりの恋愛詩を
異性同性親子兄弟姉妹親友友人同僚知人 人間愛とは
第一章として
男女の恋愛詩を
恋とは 何だろうと自身を振り返る 紫色の羽根から桃色に変わる粉が瞬く
そんな瞬間に鼓動は静かに韓紅を天へ贈る ときめきに囲まれながら
理由なんてない あるけれど 説明は要らない
優しい人だから
目をそらさない人だから
虹の弓を伸ばす真っ直ぐな淡い多面をさらけ出す 結ばれ人だから
駆け引きの感覚は初めからきっと なかった
大人の顔で私はいつだって女の子だった
今でも永遠に苺が似合う
恋愛の数を打っていない
理由は知っている 幸運と優等生で出会えた
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