虚像/
凍月
窓に映った
もう一人の自分が
笑った
そうか
僕は笑ったのか
いや
違うのかもしれない
あっちの
消えかけそうな僕こそ
本当の僕で
今こんなことを
考えている僕は
ただの虚像なのかも
しれない
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