人間の本質を露呈させるものとしての文学/yamadahifumi
題だと僕は思っている。だから、小説の書き方というのは基本的に誰かに教える事はできそうにないし、他人から教えられる事もできそうにない。またその具体的ノウハウはいくらでも転がっているし、それはいくらでも使用すればいい。だが、重要なのはそこではない。文学は世界に対して開かれているが、しかし、それを閉ざすのは一群の文学者やその愛好者であるとも言える。世界は広がっている。だからこそ、文学も広がっている。全てはまだ始まったばかりであり、そして文学も世界に対してまだ、一歩を踏み出したばかりなのだ。そういう気がする。
とりあえずこの文学ーー芸術論はここで終わる事にする。またこの先、何か思いついたらこの手の事を書くかもしれない。が、とりあえずこれはここで終わる事にする。それでは。
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