きえる/
森川美咲
朝陽が届かないんだ
僕の部屋
重い身体をひきずって
眩しい世界で君と会う
光の中では笑えていたろ
君の前ではちゃんと
星も見えないんだ
僕の部屋
この部屋で僕は
いつか消えてしまう
明日か
次の季節か
もっと先か
戻る
編
削
Point
(1)