【HHM2参加作品】 世界最短の詩/ハァモニィベル
はたまらないと、詩の数ではなく文字数によって原稿料を決める
ことになった(無論コピペの部分は文字数にカウントされない)。その結果、
洗練された短詩が激減し、かわりに長いだけで内容がない詩が氾濫すること
になってしまった。》
というわけで、これもまた、詩とは何か、詩人の志とは何かを考えさせられる逸話である。
気になるのは、原稿料の操作によって、以後はその反動から、「長いだけで内容がない詩が氾濫」したというのだけれど、「長いだけで内容がない」ものでも、「詩」と呼ばれていることだ。「詩」というのは、随分間口の広いもののようである。
したがって、「世界
[次のページ]
戻る 編 削 Point(5)