【HHM2参加作品】 世界最短の詩/ハァモニィベル
 
はたまらないと、詩の数ではなく文字数によって原稿料を決める
     ことになった(無論コピペの部分は文字数にカウントされない)。その結果、
     洗練された短詩が激減し、かわりに長いだけで内容がない詩が氾濫すること
     になってしまった。》

というわけで、これもまた、詩とは何か、詩人の志とは何かを考えさせられる逸話である。
 気になるのは、原稿料の操作によって、以後はその反動から、「長いだけで内容がない詩が氾濫」したというのだけれど、「長いだけで内容がない」ものでも、「詩」と呼ばれていることだ。「詩」というのは、随分間口の広いもののようである。

 したがって、「世界
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