雪/ハァモニィベル
許してほしい 白すぎることを
闇を美しく舞いたかっただけ
許してほしい 寂かすぎることを
ただ降り積もる思いばかりだっただけ
許してほしい 冷たすぎることも
灼き尽くす炎がいつもただ逆さまに氷ってしまうだけ
きみに触れるほど 包みこむほど
苦しめてしまう
そんなぼくのことを許してほしい
ずっと白くいられなかったことをすまない
脇にのけられ泥泥になりながら
月に曝されて眠りつく
ぼくの
唯一つの 美しい夢よ
許してほしい ぼくが愛したことを
この運命を仮にでも後悔などしたりしない
遥かなきみに辿りつき
涙に溶けて死ぬいまも
きみだけを愛してる
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