讃える春/朝焼彩茜色
 
走らなくとも 進まさせて頂きに目を瞳をやる 

戦ぐ四季の桃色と空色 それらの 彼 彼女らの感情はわからない

されど感じずにいられない 目に瞳に入れずには澄まされない

清さかな ひたすらに 時空を仰ぐ 心のより所が

幸せの泉が 命を貫き その鋭角な光線は 痛みなく全てを癒す

春の風の一言が重複され長く 深呼吸の後 知らせる吐息

この春も感動を隠す肌は私にはない

そのように感じてならない

春と言葉をかわしたくて

この春も感動を隠す肌は私にはない
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