緑色の炎が/
TAT
うとしてる
ズボンのジッパーを
下ろそうとしてる
じっと見ていたらまんまとのろい速度で
あれがこれに呑み込まれてしまって
それはそれで
狡いし上手い
緑色の炎が
俺達を焼く
今も闇や光は
大事そうに輝くが
そんなもんは実はおしなべてクソなんだって
あの日君が
教えてくれた
あの日俺がお前に教えてやった
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