「優」  /服部 剛
 
ほんとうに「優」れているものは
「優」しさが、宿っています。
そうして「優」しい人というのは
どこか「憂」いている「人」です。

じぃ…と「優」を視ていると
(百の愛を身ごもる人)の、微笑みが
文字から浮かんで視えるのです――  






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