【レビュー】雲雀料理11号の感想 4/4/mizu K
■ 清野雅巳さん『それが男や』http://hibariryouri.web.fc2.com/11/kiyono.htm
『雲雀料理11号』の幕引き。料理に満足したあとの熱いお茶のような一品。
週末の中華料理店でクダを巻かれる詩の語り手。どこか堀江敏幸あたりの小説の1場面に出てきそうだなあ、と思ったりした。そういえば、エビフライやエビ天のしっぽというのは、皿に残す人と、そのままバリバリ食べてしまう人とにわかれるように思う。魚の骨とかもそうだけど、こういう小道具というか皿に残っているものは、飲みの席などでは所在なさを紛らわすのにちょうどよかったりする。行儀は悪いけれども。
飲みやな
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