運河の夜/藤原絵理子
 
u touched me…知ってる?」
H:「僕は気まぐれな風じゃない」
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S:「明日,湖に連れてってくれない やさしいソリ犬さん」
H:「多少の不満は残るが,明日につながったということ…」
S:「深層心理の風景に出会えるかも知れない…」
H:「しかしやっぱり,帰りの電車の暗い窓を想像すると,それを眺めてる自分にうんざりする」
S:「あら.じゃ,あなたも泊まっていけばいいじゃない」

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