炎症/etc, etc.../由比良 倖
 
から、僕は、光を、通過していく光を翻訳せずに、次の存在に回す。そこではとても、白は愛情深い、帰ってきたそれは僕にはとても遠い。僕は人間、なのに、僕は目を瞑り、コンピュータ、コンピュータ、コンピュータ、僕はそれ、僕はそれを信じない、僕は信じていないのに、白く眩く、悲しみの静かに鳴る、光景に、輪郭の前段階を与え続け、諦めの手前に、手があって、それは衰弱している、青白く、言語の踊る空間の「無い」場所に、ハッピーエンド、ここからは、抜けられるよ、海があって、それなのに、僕は波のベクトルを記載できない。ただ、僕はテンポの無い(分からない、分からないよ)リズムの中に、踊っていた踊っていた踊っていた私を、デジャ
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