いのちの文字 /
服部 剛
「果」という字をじぃ…っと見ていたら
「田」のマスに、よっつの実が浮かんできた
「木」の下には、見えない根が巡っていた
「果」という、くだものの木の姿を現す
ひとつの漢字の幹の中に
(天を指さすベクトルで)
宇宙(そら)の息吹は、吹き抜けている
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