水の帰郷/月乃助
流れの終わる 海があることをしらない
それを 目ざすこともなく、
野望という 大きな石の
みすぼらしき 欲を水底に沈め
( 竹は 緑をたもちまっすぐで気持ちがよい )
( 良いものも、悪いものもございますが、 )
無目的にならず、
夢をうしなうこともない、
水は、つねに自分をつなぎあわせ
流れは、とどまる想いを理解しない
( なぜこんなにも近しく 温もりを感じるのは、 )
( 竹に生まれた身なれば、、、 お迎えは )
もうそろそろで、ございます
お世話になりました
また、いつか 会える日を楽しみにしています
ありがとうございました
お元気で、
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