髭の生えた月/こめ
数は未知数
棄て駒はいつも捨て身で
少しの燃料を積み
自由のために炎の中をかけていった
どこから狙われているのか
生きる僕はいつでもターゲット
ここが僕の心臓だと
自ら前に出ていく
鍵がかかっていたら
おもいっきり蹴り開けた
そこにあるのはできそこないの
クロスワード
天空から堕ちてくるのは
雨でも雪でも人でもない
なんだと解らないのは
答えすら用意していないから
そんな問題出された所で
僕はフォークとナイフを使い
むさぼるように食すだろう
疑いが離れないなら
その疑いを真実にしてよろしいかと
髭の生えた月に問掛けた
横入りしてきたのは
金髪の太陽
ハ ウリングが常に起こるのは
周波数特性を理解出来ず
怖じけついた証拠だ
僕は二度と明日を見ることはないだろうと
飾りの神を煽った
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