素晴らしく憂鬱な日々/こめ
孤独を直視せず笑っていた
素晴らしくこれ以上ないであろう
素晴らしく憂鬱な日々では
視界に入る物全てが僕をみくだしていた
信じれる勇気もない奴に
この痛む胸傷跡は見えやしないだろう
こんなにも必死で殴り書くのは
壁を壊そうとと努力しているから
響き渡る鴉の泣き声
こだまするのは黒猫の叫び声
貫くのは神の涙の雫
そしてそれを受け止めるのは
絶体絶命の僕
この不景気不景気さわいでいる時代で
こんな糞みたいな乱文を書くことになんの意味があるのだと
説いただすけどそれに答えられないのは
しっていることであろう
何もない所では何も起きやしない
そこに僕がいたとしたとしても
僕は何にもで きないから何も起きない
一つ起こることといったら
涙が地面にたたき付けられることだけ
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