広辞苑/アマメ庵
はしなかったのだと思う。
ふと広辞苑が欲しいと思った。
今、わたしは大人になって、8400円というのは安くはないが自由にできる金額になったのだ。
ひとり暮らしであるし、広辞苑が部屋の中で邪魔だと怒られることもない。
今わたしは、インターネット書店であるAmazonのサイトを開いている。
あとワンクリックさえすれば、憧れの広辞苑を手に入れられるのだった。
以下にwikipediaから広辞苑の概要を転記する。『昭和初期に出版された『辞苑』(じえん)(博文館刊)の改訂作業を引継ぎ、第二次世界大戦後新たに発行元を岩波書店に変え、書名を『広辞苑』と改めて出版された。中型国語辞典としては三省堂の『大辞林』と並ぶ両雄で、携帯機器に電子辞書の形で収録されることも多い。収録語数は、第六版で約24万語。出版以来版を重ね、国内はもとより、海外の社会情勢や約3,000点の図版、地図などを収録し、百科事典も兼ねる働きを持っている。』
戻る 編 削 Point(2)