途〜パートいくつか忘れました/……とある蛙
 
※中途半端に疲れた自分

ぶらりぶらぶら壊れた道で
その先にある幸せという嘘

空は全く灰色で
お日さまかんかん晴天で
雨も降らずに灰色で
光線だけが照り注ぐ

先も急がずぶらぶらと
ぶらりぶらぶら歩く道行

道行く先に彼岸花
池の畔に一本咲いて
誰を待つのか彼岸花

ぶらりぶらぶら竹林
空も見えずに藪ッ蚊が
チクリチクリと刺しまくる

そのまま歩く坂の途中
崩れ落ちる足元と
突然落ちる灰色の空
そのまま立ちすくむ坂の途中
まだ先が見えない道を
行き先も全く考えず

ぶらりぶらぶら歩いている

何となく
ぶらりぶらぶら歩いている
自分なのです。
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