ペンキだらけの身体/
純太
迷惑の
困惑の
生成だ
ペンキを塗り過ぎた
ペンキを塗られ過ぎた
ペンキだらけの身体
敷き布団に放る
それから掛け布団をね
パフェになってくると
きっと裏側の
朝陽が当たり始めた誰かの身体に
移ろうとしてるのか
と虚ろに思ったりする
そして今夜もきっと
自律神経が枕の中の毛筆を
掻き鳴らしながら取り出して
夢を自動書記することだろう
とか
迷惑の
困惑の
密造だ
もうこれ以上は
生成の開始
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