解る人には解る寂しさ/朝焼彩茜色
 
解る人には解る
本当にそれでいいの

語と心との一致に合掌し魂をさする 流離わずにとどまり 踏ん張る
揺るぎないものを沿革と共に 出る芽に頼らず 誰にも

直球に食らう 自身と 

 解る人には解る
 本当にそれでいいの

解りたいよ 雲の上の存在の目指す天空の冴え渡る 気韻の燻らすオーラ

噛み砕いた大きな大きな粒では 消化しきれない意味は解るよ
要約なんて必要ない 白紙は常に雲の上の存在の目指す幅に巻かれている 虎の巻

 解る人には解る
 本当にそれしかないの

 ものさしの色や形や香り 長さなんて重要ではないのかもしれない
 自身のものさしは頼りにな
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