ある日のデータ/
朝焼彩茜色
相談する想いが足りない 淡白淡々 途端にリズムはみだし シミ抜き出来ない
心の皮
それも勲章なのかと 理が割り込んで 窘める 今はこの瞬間を嗜む
ホットコーヒーのように ジッポの香りのように
システム化された日常の時間を 冷ややかに眺めることを
時には許している 感情が遠くに出かけて 律儀にハガキを送って来た
光速位の瞬時を刹那程のスローモーションに 心の皮の膜にくっついた
「疲れたなあ なあ疲れたんだよ」
「ああ疲れていたんだよ」
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