ある日のデータ/朝焼彩茜色
イメージを擱き 元の次元に身を置き
現実の嗜みを施すことにする
「タイトル不在」
久しぶり娑婆に出たような暑さも無事に蒸発し
秋語を植え ダイナミックに開花を話し出す
初めての蒸発だから惜しまなくてすむ 想う
展開はバクテンを繰り広げ 旋風は髪を揺らす
淡々の足音と心拍数 感情は休暇に出かけた
蛋白質な無機質に栄養は 大事に体を巡る
洗濯機に心の皮 中身はネットにきちんと入れ
柔軟な心構えを香りつけし 過保護に室内干し
一度にリセットは至難の極みだから
脳は次回に延期だ
鎮魂の湧き水は呼んでくれるが 感情が休暇に出かけているから
相談
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