ダンガンロンパ/済谷川蛍
「ど、どうしてよりによって、一番当たってほしくなかったあなたが……！！ 嫌だ！ わたしまだ死にたくない！！」
「まったくキーキーうるさいスケだなぁ。人間いつかは死ぬものだヨ。処女のまま死ねるなんて君は天国行き間違いないから安心しなヨ。さて、４人目は、出席番号２５番、「ショタ」くん」
抱きしめていた彼の身体がビクンッと震える。顔面蒼白で「どうして？」という顔をしている。俺は猛烈に悲しくなった。しかしなぜか彼を遠ざけてしまった…。
「さて……これで最後だね。５人目は……」
教室内は委員長のヒス以外は時間が止まっている。もしニヒルなホモと呼ばれたら俺のことだ…。
「出席番号３７
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