星降る布団にオーロラかけて/
カマキリ
あの眠れなかった夜が嘘のように
六畳の王国へ
怪獣も後悔も連れて行っておくれ
残念な日々はやがてぼくの骨になっていく
木漏れ日はおおきなあくびをさそって
点々と地図を成していく
足元に気づいたとき、
あの眠れなかった夜が嘘のように
戻る
編
削
Point
(4)