利己的プレゼント/紫蓮
 

僕はね昨日そのことに気づいて
身勝手に疑心暗鬼

嫉妬してた

そんな僕が滑稽で
何も動じない貴方がひどくつらくて

貴方
見る度
聞こえる度


呼吸は荒く
体は熱く

タバコを持つ手先も

カタカタカタカタ震え
鼓動ドクドクドクドク熱く

想い故
僕って滑稽
ケラケラ笑い飛ばしそうになり

安定剤をとにかくぶっ混んだ
好きな音楽を聴いた
ただの雑音だった

ふざけるな
僕の
僕の

僕の
標的だった筈の貴方は
僕を逃さない

利己的プレゼントはいかがでしたか?

何も届くこともなく、ね

届いてソレを
知られることをも
僕はこわいくせにさ

貴方のATフィールドは
ヒビすら入ることなく

貴方は今日も灼熱地獄の中で震えてる


僕は、いつだって無力

馬鹿でしょ、、?


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