たくさんの独り言。/まーつん
 
り言。

 愛って、違いを喜べる心だと思う。
 苦痛をやり過ごすには、今を楽しむこと。
 血は温かいが、身体から出るとすぐに冷たくなる。
 僕の歩く道の表面は,なんであんなにざらざらしているのだろう。
 人の声よりも、小石や雑草の声を聞いてみたい。
 うるさいのは嫌い、静けさは怖い。

 世界が美しくいてくれるから、僕は好きなだけ汚れることが出来る。
 火に身体をくべれば、心が燃えるだろうか。
 空が笑いだすと、耳をふさぎたくなるよ。
 
 道具に罪はない。だけど道具には、何の権利もない。
 心臓が止まるまで頑張れるだろうか。ばかげている気もするけど。
 無我夢中で、愛想を振りまく余裕なんてない。

 安全だと思えば、安全だ。
 安全だと思えなくても、安全なうちは安全だ。安心できたかい?

 いいパンチでも一発貰わない限り、目が覚めないだろうな。
 随分長いこと、日差しにご無沙汰している。
 夜は長い海だ。

 人と違うからこそ、自分を主張する意義が生まれる。
 
 だって自分のために、同じ本を何冊も欲しがる人がいるだろうか?

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