呑/
山崎 風雅
淡色の国を歩けど
辿り着く里のなし
囀る小鳥の声
響く朝に
太陽の子
かかる影の
桃色に染まる風の先に
解けだした あの日のひとり
先端の尖った未来を教える本に呑まれるのなら
酒に呑まれる
戻る
編
削
Point
(1)