うわばき/床
今日もこぐ自転車ペダル
冷え切った空気 ふりきって
わたしはたどりつかなければいけない
使い慣れた34番
ひびわれたくつぞこ
あのろうかのつめたさも
もうすぐで角ざとうになる
固まって保存されて
私の一部 とけることはなく
甘さも変わることはなく。。
何も考えずにすごしてきたから
いろんなことがせっせとあせらせて
今は大切なことを
見ることができないでいる
先ばかり見ているから
34番がさみしがっているのさえ
分かってあげれなかった
うん。ごめんね。
戻る 編 削 Point(3)