CD不況を取り巻く現在/番田
に発表された、その十年における代表アルバムがレディオヘッドのKID-Aだという話を聞いたときはつまらないと思ってしまった。そして邦楽では何だったのかと考えるとグローブやらミスチルが流行っていた頃だと思う。それらに代表されるのは、小林武史氏のサウンドプロデュースのように思われるが、最近ではヒット曲を出していないようだった。ミスチルの解散もささやかれる中、彼らをコントロールできる権力も昔のようにはないだろう。こういった状況が生み出されてしまったのはなぜなのか。アイドルシーンでは秋元氏のプロデュースによるAKBによって斬新なイメージが彼らの内から提示された。こういったやり方は王道かつ昔的なものである。こ
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